この停留所は、昨年11月、一葉記念館のオープンと共に新設された停留所の一つです。12番・三ノ輪二丁目と16番・金杉区民館分館の間のは北めぐりん開設以来3回ルート変更がありました。
★
一葉記念館
めぐりんを降りてすぐ左に曲がり、150mほど歩くと樋口一葉記念館。昨年完成したばかりの美しい現代建築。館内には自筆原稿をはじめ豊富な資料に時の経つのを忘れます。隣接する公園にはたけくらべ記念碑があり、一葉の小説によく登場する当時の庶民の足、人力車のオブジェ(ベンチ?)が。
すぐ隣の甘味喫茶「奈津」で一息入れたら、きめこみ人形の「一葉堂」をのぞいてみたい。本格的な人形作り教室もあり、見ごたえのある作品が並んでいます。「たけくらべ」の舞台になった当時は竜泉寺町と呼ばれ、一葉一家は駄菓子屋を営んでいたとか。煎餅や菓子の店が2、3軒あり、往時の風情と重なります。懐かしさの漂う銭湯も近くにあり、この辺りから吉原界隈へと、当時を偲びながら散策してみると、我が愛すべき下町の香りがそこここに溢れて心和むひと時が楽しめることでしょう。 (文・写真/S.雨宮)
記念碑
人力車のベンチ
★
一葉湯のペンキ絵
★
木目込み人形の一葉堂
一葉の木目込み人形